<講習座学編>
パワーポイントのスライドが投影される。
そこには、さだまさしの「償い」の歌詞が。
仮想ドライバーズシートに座った僕らはこの歌を聞かされる。
歌詞付きで。
人を轢いてしまってその償いに毎月、被害者の親に仕送りをしている、超ざっくりいうとそういう歌だった。
反省させようとしているのだろうが、そもそも俺は人を轢いていないし、それに近しい危険な行為もしていない。
歌が終わる。
余韻の残る間に何か教官からコメントがあるのだろう。
そして教官が発する。
「はい、休憩です」
えw
講習の建てつけをもう少し考えたほうが良いのではないだろうか・・・
つづく